きなこ:韓国ってカフェが多いって聞いたんですけど、日本とどう違うんですか?韓国に行ったときにどこに行けばいいか、何を注文すればいいか教えてください!

악어오빠:いいところに気づいたね!韓国って、世界でも有数のカフェ大国なんだよ。ソウルだけでも 約2万5千店舗 あると言われていて、日本の喫茶店文化とはちょっと雰囲気が違うんだ。実際に住んでみて気づいた、韓国カフェの楽しみ方をたっぷり紹介するね!

ソウルのカフェの様子。おしゃれなインテリアと居心地の良い空間が広がる韓国カフェ文化を象徴する一枚。

韓国カフェ文化ってどんなもの?日本との違い

韓国のカフェ文化を一言で表すなら 「インスタ映え × 長時間滞在」 です。日本のカフェが「ちょっと休憩する場所」というイメージなら、韓国のカフェは 「過ごすための場所」 。特徴を比較してみましょう。

項目 韓国 日本
滞在時間 1〜3時間が普通 30分〜1時間程度
ドリンク価格 平均4,500〜6,500ウォン(約500〜700円) 400〜600円程度
内装 テーマ性が強い(工業風、北欧風、植物園風) チェーン店は統一感重視
デザート ボリューム満点、写真映え重視 控えめ、上品なサイズ
Wi-Fi速度 光回線、無料で高速 無料だがやや遅い店舗も

韓国のカフェは 「一人で長時間過ごす」 のが当たり前。学生は勉強、社会人は仕事や読書、友達とはおしゃべりや写真撮影と、それぞれの過ごし方があります。

絶対に試してほしい!韓国カフェの定番ドリンク

1. アイスアメリカーノ(아이스 아메리카노)

韓国で最も愛されている飲み物、それがアイスアメリカーノです。冬でも氷入りで飲むのが韓国流。韓国人の友達に「なぜ冬にアイスコーヒー?」と聞いたら、「温かいコーヒーはゆっくり飲めないから」という答えが返ってきました。確かにアイスなら喉ごしで一気に飲めます。

カフェの値段は 1,500〜4,000ウォン(約160〜430円) 。チェーン店なら安く、個人カフェだと少し高めです。ちなみに、ソウルの街のどこを見ても必ずコーヒーチェーン店が見つかるほど、どこのエリアにも必ずあります。

2. 韓国カフェの多彩なラテメニュー

韓国のカフェには日本では見かけない独創的なラテメニューがたくさんあります。特におすすめなのが以下のラインナップ。

  • 黒ごまクリームラテ(흑임자 크림라테) — 香ばしい黒ごまペーストが入った濃厚なラテ
  • 黒糖カフェラテ(흑당 카페라테) — 黒糖のコクのある甘さがクセになる一杯
  • スイートポテトラテ(고구마라테) — 韓国で大人気!ほっこり甘いさつまいもラテ
  • 穀物ラテ(곡물라테) — 韓国伝統のミサッカル(もち米茶)ベースのヘルシーラテ
  • 抹茶ラテ(말차라테) — 日本の抹茶とはまた違った風味の韓国抹茶ラテ

どれも韓国カフェならではの味わいで、日本に帰ってから恋しくなること間違いなしです。

3. 韓国伝統茶(한국 전통차)

カフェだけでなく、韓屋(ハノク)カフェと呼ばれる伝統的な韓国の家を改装したカフェも人気です。そこで味わえるのが、韓国伝統茶。かつては仁寺洞(インサドン)エリアによく行かれていましたが、最近は北村韓屋村(プクチョン ハノクマウル)方面に行く人が増えています。

代表的なもの:

  • 柚子茶(유자차) — ゆずの皮がたっぷり入った甘酸っぱいお茶
  • 五味子茶(오미자차) — 5つの味が楽しめるといわれる韓国特有のハーブティー
  • 生姜茶(생강차) — ショウガのピリッとした風味、風邪予防にも

アッサムの朝のパン屋さんカフェ。아침고요수목원 안에 위치한 아침봄빵집이라는 카페。木々に囲まれた温かみのある外観。

ソウルのおすすめカフェエリア3選

1. 聖水(ソンス)— 感性あふれる工場跡カフェ

最近ソウルで最もホットなエリアが、聖水(성수)。かつての工場や倉庫を改装した大型カフェが多く、天井が高くて開放感たっぷり。「工場カフェ」「感性カフェ」 と呼ばれるジャンルの発祥地です。

おすすめポイント:

  • 広い店内で長時間過ごせる
  • 写真撮影スポットが豊富
  • ベーカリー併設のカフェが多い

2. 弘大(ホンデ)— 若者文化の発信地

韓国の若者文化の中心、弘大(홍대) エリア。20年以上にわたって人気のエリアで、若者たちが集まる見どころやグルメが溢れています。個性的なカフェが密集していて、猫カフェや犬カフェなどの動物カフェも多いです。「ボリュームたっぷりのデザートカフェ」 が特徴で、かき氷(팥빙수)やクレープ、ワッフルなど、SNS映えするスイーツが豊富。

3. 三清洞(サムチョンドン)— 韓屋カフェと路地裏散歩

北村韓屋村の近く、三清洞(삼청동) には、伝統的な韓屋を改装したおしゃれなカフェが点在しています。静かな雰囲気で、読書やのんびり過ごしたい人にぴったり。

韓国に旅行に行く予定があれば、ぜひこのエリアで韓屋カフェ体験をしてみてください。日本のお茶室とはまた違った趣があります。

迷ったらコレ!ソウルで見かける定番カフェブランド

韓国の街を歩けばどこでも見かける、おなじみのカフェブランドもたくさんあります。おしゃれな個人カフェを探すのに迷ってしまう…という方は、まずはこうしたチェーン店に気軽に入ってみるのもおすすめです。

  • スターバックス(스타벅스) — 韓国限定のドリンクやグッズが豊富。特に韓国限定の「済州島ハニーラテ」は大人気
  • イディヤ(이디야) — 韓国最大のコーヒーチェーン。1杯2,000ウォン台から楽しめるコスパ最強ブランド
  • メガコーヒー(메가커피) — 大容量ドリンクが人気。アイスアメリカーノは500mlたっぷりで2,000ウォン台
  • ペクタバン(빽다방) — 韓国芸能界の大物、ペク・ジョンウォンがプロデュースするカフェ。濃厚なアイスコーヒーが看板メニュー
  • トゥーサムプレイス(투썸플레이스) — ちょっと贅沢したい時に。ケーキやデザートのレベルが高く、デートにもぴったり
  • ゴンチャ(공차) — 台湾発のタピオカミルクティーが有名。韓国でも大人気で、季節限定フレーバーが楽しめる

これらのブランドなら、ソウル市内のどこでも見つけられて、価格もリーズナブル。韓国カフェデビューにぴったりです!

韓国カフェでのマナーと注文のコツ

注文方法

韓国のカフェでは、カウンターで注文して先に会計するスタイルが基本です。日本と似ていますが、いくつか気をつけたいポイントがあります。

シーン 韓国語 読み方
注文する時 주문할게요 チュムナルケヨ
テイクアウト 포장할게요 ポジャンハルケヨ
店内で 먹고 갈게요 モッコ カルケヨ
氷少なめで 얼음 적게 주세요 オルム チョッケ ジュセヨ

セルフサービス文化

多くのカフェはセルフサービス。注文したら番号札をもらい、ブザーや呼び出し画面で受け取ります。飲み終わった後のトレイは、セルフで返却台に戻すのがマナーです。

コンセントは当たり前

韓国のカフェでは、ほぼ全てのテーブルにコンセントやUSBポートが完備されています。長時間の滞在を想定した設計になっており、「コンセントがないカフェ」 はむしろ珍しいくらい。

まとめ

韓国のカフェ文化は、単にコーヒーを飲む場所じゃなくて、「自分の時間を楽しむ空間」 だと思うんです。日本にはない独創的なドリンク、こだわりの内装、そして長時間くつろげる環境。韓国旅行の計画を立てているなら、観光スポット巡りと同じくらい、カフェ巡りもスケジュールに入れてみてください。

今回紹介した中で、どうしても現地で試してほしいのが多彩なラテメニューと五味子茶。日本ではなかなか出会えない味なので、ぜひ飲み比べてみてくださいね。

参考リンク:

次回は「韓国で本当に使える!カフェで役立つ韓国語フレーズ10選」をお届けします。お楽しみに!