韓国は四季折々の楽しみ方がありますが、夏は特にビーチやフェスティバルが盛り上がる季節。でも「暑そうだし」「何をすればいいんだろう」と迷っている人も少なくないはずです。
実際に住んでいる身から言うと、夏の韓国は「暑いけど楽しい」の一言。今回は海あり山あり、グルメありの7スポットを選びました。
1. 釜山(プサン)ヘウンデビーチ ― 韓国を代表するサマーリゾート
韓国で夏といえば、まずここ。釜山のヘウンデ(海雲台)ビーチは、韓国国内で最も有名な海水浴場です。白い砂浜が約1.5km続き、毎年7月〜8月には多くの観光客でにぎわいます。
2026年夏の見どころ:
- 7月末〜8月に開催される「釜山国際ロックフェスティバル」&「釜山海洋フェスティバル」
- ビーチから徒歩5分の「ヘウンデブルーラインパーク」 — 海岸沿いを走るスカイキャプシュルが大人気
- 夜のビーチ花火やレーザーショー
ヘウンデと言えば、ミルミョン(밀면=釜山式冷麺)も外せません。小麦粉ベースの麺が特徴で、つるっとした食感が日本の冷やし中華に近い感じ。暑い日にぴったりの一品です。
ヘウンデから地下鉄で1駅のクァンアンリ(広安里)ビーチもおすすめ。こちらは広安大橋の夜景が美しく、ビーチすぐのカフェで海を眺めながらのんびり過ごせます。
2. 江陵(カンヌン)― 東海の絶景とコーヒー文化
韓国で「夏の海」と言えば東海(トンヘ=日本海)側。中でも江原道(カンウォンド)の江陵(カンヌン)は、ソウルからKTXで約1時間半とアクセスも良好です。
江陵の夏の楽しみ方:
- キョンポデ(鏡浦台)ビーチ:白い砂浜と松林が美しい。水深が浅く、波も穏やかなのでファミリーにも人気
- カフェストリート:海沿いに並ぶおしゃれなカフェ。どのお店もオーシャンビューの席があり、冷たいアインシュペナー(韓国式アイスラテ)を片手にのんびり
- チュドン(注文津)港:新鮮な刺身(フェ)をリーズナブルに食べられる。日本の刺身とは違うコチュジャンベースのタレで食べるスタイルが新鮮
江陵の夏はソウルより気温が2〜3度低く、海風があるので体感温度はだいぶ涼しく感じます。夏の避暑地としても地元で人気のエリアです。
3. 保寧(ポリョン)マッドフェスティバル ― 世界三大泥フェス
「泥(マッド)で遊ぶ」という少し変わったお祭りですが、毎年7月〜8月に開催される保寧マッドフェスティバルは、韓国を代表する夏のイベントです。
大川(デチョン)海水浴場で開催され、泥を使ったアトラクション(泥レスリング、泥スライダー、泥マッサージなど)が楽しめます。泥には豊富なミネラルが含まれていて、肌にも良いと現地では評判。韓国女性にも人気のイベントです。
参加のコツ:
- 更衣室・シャワー完備なので、水着だけ持っていけばOK
- 貴重品は防水バッグに入れること(スマホ用の防水ケース必須)
- 午前中は比較的空いているので、早めの時間帯がおすすめ
- ソウルから高速バスで約2時間半(ソウル高速バスターミナルから保寧行き)
2026年の開催は7月中旬〜8月上旬が予定されています。詳細は韓国観光公社のサイトで確認してください。
4. 済州島(チェジュド)― 韓国のハワイで夏満喫
済州島は年中観光客が絶えませんが、夏ならではの楽しみ方があります。
済州島の夏おすすめポイント:
- ハルラ(漢拏)山:標高1,950mの山頂は夏でも気温が20度以下。涼みながらの登山が楽しめる
- 天地淵瀑布(チョンジヨンポクポ):滝のそばはひんやり冷んやり。都心の暑さを忘れられる
- オスロック(O'Sulloc)ティーハウス:緑茶畑を眺めながら、抹茶のパフェやビンス(かき氷)でクールダウン
- ヨンドゥリ(城山日出峰)の夕日:夏の夕暮れ時はおすすめのフォトスポット
済州島はレンタカーがないと移動が難しいと思われがちですが、最近はソウル発の済州島ツアーも多数あります。島全体がユネスコ世界自然遺産に登録されているので、どこを歩いても自然を満喫できます。
5. 北漢江(プカンガン) ― ソウルから日帰りの清流アクティビティ
ソウル市内から地下鉄+バスで約1時間半。京畿道(キョンギド)加平(カピョン)エリアの北漢江では、夏限定のアクティビティが楽しめます。
おすすめアクティビティ:
- 川辺でのバーベキュー:韓国では川辺でサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)を楽しむのが夏の風物詩
- カヤック・ラフティング:北漢江は流れが穏やかなので初心者でも安心
- ナミ島(남이섬):北漢江にある木々に囲まれた小島。夏季限定のプールやウォータースライダーあり
加平エリアには「韓国で1泊2日の夏旅行」の定番スポットです。川のそばで冷たいトンチミ(동치미=大根の水キムチ)を飲みながら過ごすひとときは最高です。
6. ソウル・漢江(ハンガン)公園 ― 都会で楽しむ夏の夜
ソウルにいながら夏を感じたいなら、漢江公園が正解です。特にヨイド(汝矣島)やパムソム(蠶室)の漢江公園は、7月〜8月の週末にさまざまなイベントを開催しています。
漢江公園の夏の楽しみ方:
- チキン&ビール:漢江公園で食べるフライドチキンと冷たいビールは、韓国人の夏の定番
- 夜のプール:ヨイド漢江公園には夏季限定の屋外プールが登場(2026年も7月中にオープン予定)
- 漢江ナイトマーケット:キッチンカーの屋台やフリーマーケットが並ぶ
- 自転車・キックボードレンタル:夕方の涼しい時間帯に漢江沿いをサイクリング
夜景がきれいなスポットとしては、盤浦(バンポ)大橋の月光レインボー噴水もおすすめ。夏の夜風にあたりながらの噴水ショーは、韓国の夏の風物詩といえるでしょう。
7. 韓国の夏グルメ ― 暑さを乗り切る5選
旅行先で何を食べるかも大事なポイント。韓国には夏を乗り切るための特別な料理がたくさんあります。
| 料理 | 読み方 | 説明 |
|---|---|---|
| 冷麺(ネンミョン) | 냉면 | そば粉ベースの麺を冷たいスープで。日本とは違うコシの強さ |
| サムゲタン(参鶏湯) | 삼계탕 | 鶏の中に餅米・高麗人参を詰めて煮込んだスタミナスープ。「熱いもので暑さを乗り切る」韓国の夏の知恵 |
| ピンス(かき氷) | 빙수 | 削った氷に小豆・フルーツ・練乳をかけた韓国風かき氷。カフェで本格的なものを |
| 冷たいおでん/オデン | 오뎅(어묵) | 屋台で食べる「つみれ」のようなもの。暑い日でもスープごと食べるのが韓国流 |
| ポシンタン(補身湯) | 보신탕 | 夏のスタミナ料理。ただし苦手な人もいるので、チャレンジは自己責任で |
冷麺とサムゲタンの詳しい情報は、過去の記事も参考にしてください。
2026年夏の韓国旅行 まとめ
ビーチでのんびり、フェスティバルで泥まみれ、涼しい山でリフレッシュ、夜の公園でチキンとビール。韓国の夏の楽しみ方は本当にさまざまです。
公共交通機関でのアクセスが良いのも魅力の一つ。スマホにNAVER MapsとPapago(翻訳アプリ)を入れておけば、言葉の壁もぐっと低くなります。
もちろん暑いです。エアコンがあまり効いていない店もあるし、日中の外出は汗だく必至。でもそのぶん冷たいビールとピンスの美味しさが何倍にもなります。韓国の夏、一度味わってみてください。
あわせて読みたい:
- 冷麺(ネンミョン)ガイド — 韓国夏グルメの定番
- 韓国のかき氷 ピンスガイド — ひんやりスイーツ特集
- 韓国一人旅におすすめのスポット5選 — ソウルから日帰りも楽しめる
参考リンク:VisitKorea(韓国観光公社公式)
